地域ものづくりのネットワーク化とものづくり改善能力向上のサポートをしてまいります。

「ものづくりシニア塾」第5期修了しました。

シニア塾4期修了式 ものづくりシニア塾は、企業のものづくり現場で永年経験を積まれて定年等で退職された方、あるいは定年後にものづくりの改善指導を志している皆様に、他社、異業種でも指導できる「良い流れ作り」の知識を学んで頂き、ものづくり改善インストラクターとして地域スクールインストラクター、ものづくり改善コンサルタントとして再生、活躍していただくための講座です。
  2014年から開始し、1期生〜4期生精鋭52名は各方面で活躍中です。第5期は2018年1月6日〜3月17日の毎週土曜日、16名が全11日間のスケジュールを修了しました。
 次回第6期は2019年1月より開講予定です。募集開始は10月頃を予定しています。

2018年のスケジュールとカリキュラム

1日目
1月
6日
10:30〜12:20
開講式〜受講者自己紹介 藤本教授挨拶〜はじめに
藤本
     
13:10〜15:00
ものづくりとは? 〜よい設計のよい流れ
藤本
     
15:10〜17:00
流れを見切る 〜プロセス分析
藤本
2日目  
13日
10:30〜12:20
ものづくり人材を育てる(1) 〜ものづくり人材の条件
     
13:10〜15:00
ものづくり人材を育てる(2) 〜新人若手の育て方
     
15:10〜17:00
ものづくり人材を育てる(3) 〜班長、作業長、製造過程の育て方
3日目  
20日
10:30〜12:20
コストをつかむ 〜原価管理と原価改善
藤本
     
13:10〜15:00
生産性を知る 〜付加価値作業比率
藤本
     
15:10〜17:00
生産性を高める 〜IEの基礎知識
藤本
4日目  
27日
10:30〜12:20
現場の作業観察 〜IEの活用
浅野
     
13:10〜15:00
作業を時間で管理する 〜標準作業と作業時間の設定
浅野
     
15:10〜17:00
作業のムダを排除する 〜作業改善で原価低減へ
浅野
5日目
2月
3日
10:30〜12:20
流れの良し悪しを知る 〜納期とリードタイム
藤本
     
13:10〜15:00
流れを管理する 〜日程管理と資材所要量管理
藤本
     
15:10〜17:00
在庫を減らす 〜かんばん方式と順序供給
藤本
6日目  
10日
10:30〜12:20
コミュニケーションの基本 〜聴く技術、伝える技術
福田
     
13:10〜15:00
インストラクターの基本 〜観る技術、人を動かすテクニック
福田
     
15:10〜17:00
プレゼンテーションの基本 〜発表の技術と資料作成
福田
7日目
17日
10:30〜12:20
品質を測る 〜製造品質と不良率
藤本
     
13:10〜15:00
品質を作り込む 〜検査とTQM
藤本
     
15:10〜17:00
柔軟に作る 〜フレキシビリティ管理
藤本
8日目  
24日
10:30〜12:20
機能分析しコストを減らす 〜VA及びVE
春日
     
13:10〜15:00
不良とは? 〜商品開発ステップ毎の不良削減
春日
     
15:10〜17:00
不良を減らす 〜不良削減活動とポカヨケ
春日
9日目
3月
3日
10:30〜12:20
見える化を進め現場を改善する 〜目で見る管理
国谷
     
13:10〜15:00
ものと情報の流れ図 〜ものと情報の流れ図のつくり方
国谷
     
15:10〜17:00
よどみのない流れを作る 〜ものと情報の流れ図を活用した現場改善
国谷
10日目  
10日
10:30〜12:20
現場改善の事例と進め方 〜現場指導の実際
小森
     
13:10〜15:00
コンサルティングの実際 〜製造現場だけではない改善事例
小森
     
15:10〜17:00
現場改善インストラクターの事例 〜改善インストラクター指導事例
伊藤
11日目
17日
10:30〜12:20
製品開発の流れをつかむ 〜新製品の企画・設計と開発リードタイム
藤本
     
13:10〜15:00
よい設計を創る 〜総合商品力の向上
藤本
     
15:10〜19:00
修了式 (修了証授与/懇親会)
藤本

※第1日目修了後、歓迎会を予定しています。(17:30〜19:30)

◆講師紹介◆ <講義順>

藤本 隆宏 
東京大学大学院経済学研究科教授/(一社)ものづくり改善ネットワーク代表理事/ものづくり経営研究センター長
1979 東京大学経済学部卒業、三菱総合研究所入社、1984 ハーバード大学ビジネススクール博士課程入学、1989 博士号取得、1998 東京大学大学院経済学研究科教授、2002 日本学士院賞/恩賜賞受賞、2004 ものづくり経営研究センターセンター長、2013 一般社団法人ものづくり改善ネットワーク代表理事
2005年よりものづくり経営研究センターにて「ものづくりインストラクター養成スクール」を開講、13年間で140名の修了生を輩出。2013年に(一社)ものづくり改善ネットワークを設立、代表理事に就任。各地域スクールの普及とネットワーク作りに尽力。ものづくり現場のOBのために2014年より本講座を開講。
主要著書:『製品開発力』キム・クラークと共著,ダイヤモンド社/『現場から見上げる企業戦略論』角川新書/『ものづくり改善入門』監修,中央経済社/『ビジネス・アーキテクチャ』武石彰・青島矢一と共編著,有斐閣/『生産マネジメント入門(I)(II)』日本経済新聞社/『能力構築競争』中公新書/『日本のもの造り哲学』日本経済新聞社/『ホンダ生産システム』下川浩一らと共著,文眞堂/『現場主義の競争戦略』新潮新書/『ものづくりの反撃』藤本隆宏・中沢孝夫・新宅純二郎共著,ちくま新書 他多数

秦  俊道 
1970年日東電工鞄社。最初の20年間を生産技術部門に所属し、亀山と豊橋の両事業所にて生産設備の設計・製作・据付等を担当。その後人事教育部門へ異動、職種別教育(生産技術、製造など)や階層別教育(新人〜管理職)の企画・運営を担当。2006年定年退職後C&L研究所を設立、中小企業の社員教育や現場改善を指導。愛知工科大学・非常勤講師、東京大学ものづくりインストラクター養成スクール修了(3期)。

浅野 邦明 
日産自動車鰍フ工場で、IE技術を機軸に標準時間設定・能率管理、改善及び原価・VA等の業務に従事。製造現場だけでなく、購買分野にも活動範囲を広げ、国内のみならず海外のサプライヤー体質改善活動・部品原価低減活動、海外拠点の研修生に対する教育なども実施してきた。2005年 東京大学ものづくりインストラクター養成スクールを1期生として修了。現在は群馬ものづくり改善インストラクタースクールで講師を勤める他、中小企業の 改善に従事。

福田 隆二
セミナー企画開催業務並びに企業内研修の企画、コンサルティング、講師派遣業務、出版編集等の会社を36年間経営。現在、東京大学大学院ものづくり経営研究センター特任研究員、「ものづくりインストラクター養成スクール」「ものづくり寄席」の開催に携わる。現在、研修・知的イベントコーディネーターとして活躍中。2013年より(一社)ものづくり改善ネットワーク理事/事務局長。

春日 宗夫 
オリンパス鰍ノて東京、福島(白河工場;1年間)で開発設計、製品立上げ、製造、品質保証業務(31年間)、全社人材育成・製造人材育成業務(7年間)、2007年; オリンパス定年退職/東京大学ものづくりインストラクター養成スクール第3期生修了、日本能率協会の「ものづくりOJTインストラクター養成コース」の講師・群馬ものづくり改善インストラクタースクール講師など

国谷 晃雄 
キヤノン鰍ナ取手工場生産技術部長として生産技術面の基礎作りを推進。阿見工場にてキヤノンの生産革新導入の基礎作りを行った。その後中国、珠海キヤノン事務機工場長を努めた。東京大学ものづくりインストラクター養成スクール(一期生)を修了し、現在は国内外で工場革新活動を指導する。茨城県中小企業振興公社のテクノインストラクター、群馬ものづくり改善インストラクタースクール講師、長岡ものづくりインストラクター養成スクール講師

小森   治 
株式会社カイゼン・マイスター 代表取締役社長   トヨタ自動車出身、英国トヨタ副社長、豪州トヨタ社長、本社理事等を歴任された後、セントラル自動車且ミ長を歴任。2007年に潟Jイゼン・マイスターを設立、代表取締役としてセントラル自動車時代の仲間とともに全国の中小企業の現場コンサルタント、インストラクターとして数多くの実績を上げている。

伊藤 雄三
山形大学大学院ものづくり技術経営学専攻(MOT)修士。米国系精密フィルターメーカーの米沢工場設立から日本法人の管理統括を代表取締役工場長として30年以上勤務。製造部門の管理から管理会計、人事を含む経営全般、工場全体のマネジメント、とくにLean生産の実泉を行う。ものづくりシニア塾1期生。現在、企業の経営アドバイザー、コンサルティングを行う傍ら各地の地域スクールの講師を務める。

 

開 催 要 領               =修了しました=
開催日時

2018年 1 月 6 日(土)〜 3 月 17 日(土)
毎週土曜日全11日間    10:30 〜 17:00

開催場所

勝永六番町ビル  1階 会議室
東京都千代田区六番町6 勝永六番町ビル
・JR総武線・都営地下鉄新宿線・東京メトロ有楽町線「市ヶ谷」下車徒歩5分
・JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」下車徒歩5分
・東京メトロ有楽町線「麹町」下車徒歩7分

受講料

個人のご参加 1名 216,000円(税込み、本体180,000円)
★企業のものづくり現場で大凡10年以上のご経験を持つ自費でお支払いの個人の方を対象としております。

組織派遣参加 2名で 540,000円(税込み、本体500,000円) 1名のみのご参加の場合も同一価格です。
★中小企業(従業員300名未満)の現場リーダー(10年以上の経験者)/地域スクール開校を目指す 自治体、公益法人等の方々に限らせていただきます。
★現場経験のない職員の方も受付けますが、講義は現場経験者向けの内容ですのでご了承ください。

<テキスト、昼食、飲み物等、一切を含みます。>
※テキストとしてプリントの他、藤本隆宏監修「ものづくり改善入門」(中央経済社刊)を差し上げます。

●MKN会員、地域ものづくりスクール連絡会会員はいずれも10,800円割引きいたします。

◆従業員300名以上の企業派遣の方は東京大学ものづくり経営研究センターの「ものづくりインストラクター(R)養成スクール」をご利用ください。

お申し込み方法 =受付終了しました=

申し込みフォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください。(年齢及び簡単な略歴(職歴)及び経験年数もご記入ください。)
折り返し請求書をお送りいたしますので、開催前に指定振込先にお振り込みください。
定員(20名)に達し次第受付終了いたします。お早めにお申し込みください。

◆個人(個人事業主を含む)お申し込みの場合は、会社宛の請求書は発行いたしません。会社払いの場合は、組織派遣参加となります。

★セキュリティ等で送信できない場合は、パンフレットのPDFファイルをプリントアウトし、申込書にご記入の上、ファクシミリ((03)5210-2560)にてご送信ください。

パンフレットのPDFファイル
お申し込みはこちら

 =Photo Gallery=

1日目歓迎会
藤本先生の講義でシニア塾開講しました         恒例の歓迎会  

秦先生懇親会
2日目は秦先生の人材育成の講義     終了後は講師を囲んで有志による懇親会 

3日目ピンボード実習
3日目コストと生産性        4日目浅野先生IEはピンボード実習

カンバン
5日目藤本先生カンバン方式実演     6日目コミュニケーション、人を動かす


7日目「品質」藤本先生          8日目春日先生不良とは   

ノミニュケーション
隔週で夜はコミュニケーション実習    カイゼン指導事例を小森先生から


シニア塾1期生の伊藤さんから指導事例を     懇親会もあとわずか

修了写真
最終講義はよい設計       講師陣も加わっての記念撮影

懇親会
修了おめでとう 乾杯!    来年も新たなチャレンジャーをお待ちしています

 

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★第2期(2015年)の様子はこちらから
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トピックス

地域ものづくりスクールのテキスト、指導マニュアルとして、藤本隆宏監修「ものづくり改善入門」(中央経済社)を発刊しました。

第5期ものづくりシニア塾修了しました。


 

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