第4期「ものづくりシニア塾」修了しました。
ものづくりシニア塾は、企業のものづくり現場で永年経験を積まれて定年等で退職された方、あるいは定年後にものづくりの改善指導を志している皆様に、他社、異業種でも指導できる「良い流れ作り」の知識を学んで頂き、ものづくり改善インストラクターとして地域スクールインストラクター、ものづくり改善コンサルタントとして再生、活躍していただくための講座です。
2014年から開始した1期生〜4期生の精鋭52名は各方面で活躍中です。
第4期は2017年4月7日〜5月20日の毎週金曜日・土曜日、全11日間で開講、修了しました。
また、ものづくりシニア塾では修了生の皆様のブラッシュアップと情報の共有化、交流のためのOB会を、毎年開催しております。
2017年「第4期ものづくりシニア塾」のスケジュールとカリキュラム
1日目 | 4月 |
7日(金) |
10:30〜12:20 |
開講式〜受講者自己紹介 | 藤本教授挨拶〜はじめに | 藤本 |
13:10〜15:00 |
ものづくりとは? | 〜よい設計のよい流れ | 藤本 |
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15:10〜17:00 |
流れを見切る | 〜プロセス分析 | 藤本 |
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2日目 | 8日(土) |
10:30〜12:20 |
コストをつかむ | 〜原価管理と原価改善 | 藤本 |
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13:10〜15:00 |
生産性を知る | 〜付加価値作業比率 | 藤本 |
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15:10〜17:00 |
柔軟に作る | 〜フレキシビリティ | 藤本 |
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3日目 | 14日(金) |
10:30〜12:20 |
流れの良し悪しを知る | 〜納期とリードタイム | 堀井 |
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13:10〜15:00 |
流れを管理する | 〜日程管理と資材所要量管理 | 堀井 |
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15:10〜17:00 |
在庫を減らす | 〜かんばん方式と順序供給 | 堀井 |
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4日目 | 15日(土) |
10:30〜12:20 |
現場の作業観察(測定) | 〜IEの活用 | 浅野 |
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13:10〜15:00 |
作業を時間で管理する | 〜標準作業と標準時間の設定 | 浅野 |
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15:10〜17:00 |
作業のムダを排除する | 〜作業改善で原価低減へ | 浅野 |
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5日目 | 21日(金) |
10:30〜12:20 |
品質を測る | 〜製造品質と不良率 | 井本 |
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13:10〜15:00 |
品質を作り込む | 〜検査とTQM/QC7つ道具 | 井本 |
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15:10〜17:00 |
問題解決の手法 | 〜課題の発見と問題解決の手法 | 井本 |
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6日目 | 22日(土) |
10:30〜12:20 |
機能分析しコストを減らす | 〜VA及びVE | 春日 |
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13:10〜15:00 |
不良とは? | 〜商品開発ステップ毎の不良削減 | 春日 |
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15:10〜17:00 |
不良を減らす | 〜不良削減活動とポカヨケ | 春日 |
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7日目 | 28日(金) |
10:30〜12:20 |
コミュニケーションの基本 | 〜聴く技術、伝える技術 | 福田 |
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13:10〜15:00 |
インストラクターの基本 | 〜観る技術、人を動かすテクニック | 福田 |
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15:10〜17:00 |
プレゼンテーションの基本 | 〜発表の技術と資料作成 | 福田 |
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8日目 | 5月 | 12日(金) |
10:30〜12:20 |
ものづくり人材を育てる(1) | 〜ものづくり人材の条件 | 秦 |
13:10〜15:00 |
ものづくり人材を育てる(2) | 〜新人若手の育て方 | 秦 |
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15:10〜17:00 |
ものづくり人材を育てる(3) | 〜班長、作業長、製造課長の育て方 | 秦 |
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9日目 | 13日(土) |
10:30〜12:20 |
見える化をすすめ現場を改善する | 〜目で見る管理 | 国谷 |
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13:10〜15:00 |
ものと情報の流れ図 | 〜ものと情報の流れ図のつくり方 | 国谷 |
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15:10〜17:00 |
よどみのない流れを作る | 〜VSMから問題点を発見する | 国谷 |
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10日目 | 19日(金) |
10:30〜12:20 |
現場改善の事例と進め方 | 〜現場指導の実際 | 小森 |
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13:10〜15:00 |
コンサルティングの実際 | 〜製造現場だけではない改善事例 | 小森 |
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15:10〜17:00 |
現場改善インストラクターの事例 | 〜@改善インストラクター指導事例 | 伊藤 |
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11日目 | 20日(土) |
10:30〜12:20 |
現場改善インストラクターの事例 | 〜Aシニア塾1期生の活躍事例 | 濱松 |
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13:10〜15:00 |
日本のものづくり現場力 | 〜国際比較で見た日本の実力 | 新宅 |
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15:10〜19:00 |
修了式 | (修了証授与/懇親会) | 新宅 |
※第1日目修了後、歓迎会を予定しています。(17:30〜19:30)
◆講師紹介◆ <講義順>
藤本 隆宏
東京大学大学院経済学研究科教授/(一社)ものづくり改善ネットワーク代表理事/ものづくり経営研究センター長
2005年よりものづくり経営研究センターにて「ものづくりインストラクター(R)養成スクール」を開講、9年間で100名の修了生を輩出。2013年に(一社)ものづくり改善ネットワークを設立、代表理事に就任。各地域スクールの普及とネットワーク作りに尽力。今般、ものづくり現場のOBのために本講座を開講した。
堀井 求
キヤノン(株)生産調査部で「ムダ取り改善活動」指導。東京大学ものづくりインストラクター養成スクール第2期修了。現在、ものづくりにおける「よどみのない流れづくり」をモットーに中小企業の現場改善、工場体質強化活動を支援中。長岡ものづくり現場改善インストラクター楽養成スクール、いばらき生産性向上人材育成スクール、東京都生産性革新スクール等の講師を務めている。
浅野 邦明
日産自動車鰍フ工場で、IE技術を機軸に標準時間設定・能率管理、改善及び原価・VA等の業務に従事。製造現場だけでなく、購買分野にも活動範囲を広げ、国内のみならず海外のサプライヤー体質改善活動・部品原価低減活動、海外拠点の研修生に対する教育なども実施してきた。2005年 東京大学ものづくりインストラクター養成スクールを1期生として修了。現在は群馬ものづくり改善インストラクタースクール等で講師を勤める他、中小企業の 改善に従事。
井本 達美
東洋運搬機(株)、富士ゼロックス(株)において生産技術や治具・設備設計等に従事。新入社員および社内教育コースで機械加工実践教育を主催。東京大学ものづくりインストラクター養成スクール第2期修了。
2012年富士ゼロックス樺阡N退職後、2016年まで再雇用、後進の指導に当たる。現在、東京都生産性革新スクールの講師、現場実習指導を担当。
春日 宗夫
オリンパス(株)にて東京、福島(白河工場;1年間)で開発設計、製品立上げ、製造、品質保証業務(31年間)、全社人材育成・製造人材育成業務(7年間)、2007年;
オリンパス定年退職/東京大学ものづくりインストラクター養成スクール修了(3期)、日本能率協会の「ものづくりOJTインストラクター養成コース」の講師・群馬ものづくり改善インストラクタースクール講師など。
福田 隆二
セミナー企画開催業務並びに企業内研修の企画、コンサルティング、講師派遣業務、出版編集等の会社を36年間経営。現在、東京大学大学院ものづくり経営研究センター特任研究員、「ものづくりインストラクター養成スクール」「ものづくり寄席」の開催に携わる。現在、研修・知的イベントコーディネーターとして活躍中。2013年より(一社)ものづくり改善ネットワーク理事/事務局長。
秦 俊道
1970年日東電工鞄社。最初の20年間を生産技術部門に所属し、亀山と豊橋の両事業所にて生産設備の設計・製作・据付等を担当。その後人事教育部門へ異動、職種別教育(生産技術、製造など)や階層別教育(新人〜管理職)の企画・運営を担当。2006年定年退職後C&L研究所を設立、中小企業の社員教育や現場改善を指導。愛知工科大学・非常勤講師、東京大学ものづくりインストラクター養成スクール修了(3期)。
国谷 晃雄
キヤノン鰍ナ取手工場生産技術部長として生産技術面の基礎作りを推進。阿見工場にてキヤノンの生産革新導入の基礎作りを行った。その後中国、珠海キヤノン事務機工場長を務めた。東京大学ものづくりインストラクター養成スクール(一期生)を修了し、現在は国内外で工場革新活動を指導する。茨城県中小企業振興公社のテクノインストラクター、群馬ものづくり改善インストラクタースクール講師、長岡ものづくりインストラクター養成スクール講師。
小森 治
株式会社カイゼン・マイスター 代表取締役社長 トヨタ自動車出身、英国トヨタ副社長、豪州トヨタ社長、本社理事等を歴任された後、セントラル自動車(株)社長を経て、2007年に潟Jイゼン・マイスターを設立、代表取締役としてセントラル自動車時代の仲間とともに全国の中小企業の現場コンサルタント、インストラクターとして数多くの実績を上げている。
伊藤 雄三
山形大学大学院ものづくり技術経営学専攻(MOT)修士。米国系精密フィルターメーカーの米沢工場設立から日本法人の管理統括を代表取締役工場長として30年以上勤務。製造部門の管理から管理会計、人事を含む経営全般、工場全体のマネジメント、とくにLean生産の実泉を行う。ものづくりシニア塾1期生。現在、企業の経営アドバイザー、コンサルティングを行う傍ら各地の地域スクールの講師を務める。
濱松 史郎
トヨタ自動車鰍ノ43年間勤務。自動車製造設備の保全作業(ユニット加工・鋳物・プレス・ボディ・塗装・組立)、工場及び厚生施設保全作業(原動力・ボイラー・排水処理・ガスプラント・受変電・空調設備・建屋関係)を担当、
トヨタ生産方式教育トレーナー及び保全トレーナーを務めた後、2016年退社。ものづくりシニア塾1期生として現場改善指導、地域ものづくりスクール講師として活躍中。
新宅 純二郎
東京大学大学院経済学研究科教授/(一社)ものづくり改善ネットワーク理事/ものづくり経営研究センター研究ディレクター 東京大学経済学部経営学科・同大学院経済研究科博士課程卒。学習院大学経済学部助教授、東京大学経済学部准教授を経て現職。経済学博士。藤本教授とともにものづくり経営研究センターを設立。研究テーマは経営戦略と技術革新、ものづくり国際経営。国際ビジネス研究学会副会長/組織学会理事
開 催 要 領 (修了しました。) | |
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開催日時 | 2017年 4 月 7 日(金)〜 5 月 20 日(土)
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開催場所 | 勝永六番町ビル
1階 会議室 |
受講料 | 個人のご参加 1名 216,000円(税込み、本体200,000円) 組織派遣参加 2名で 540,000円(税込み、本体500,000円) 1名のみのご参加の場合も同一価格です。 <テキスト、昼食、飲み物等、一切を含みます。> ●MKN会員、地域ものづくりスクール連絡会会員はいずれも10,800円割引きいたします。 ◆従業員300名以上の企業派遣の方は東京大学ものづくり経営研究センターの「ものづくりインストラクター(R)養成スクール」をご利用ください。 |
お申し込み方法=終了しました=
申し込みフォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください。(年齢及び簡単な略歴(職歴)及び経験年数も必ずご記入ください。)
折り返し請求書をお送りいたしますので、開催前に指定振込先にお振り込みください。
定員(20名)に達し次第受付終了いたします。お早めにお申し込みください。
◆個人(個人事業主を含む)お申し込みの場合は、会社(個人事業の屋号、個人会社の社名は除く)宛の請求書は発行いたしません。会社払いの場合は、組織派遣参加となります。
★セキュリティ等でインターネットから送信できない場合は、パンフレットのPDFファイルをプリントアウトし、申込書にご記入の上、ファクシミリ((03)5210-2560)にてご送信ください。
★パンフレットのPDFファイル
お問い合わせはこちら
=Photo Gallery=
第4期は精鋭9名参加されました。 ものづくりシニア塾講義が始まりました
恒例の歓迎会 藤本先生の熱のこもった講義
3日目は納期・工程・リードタイム 金曜の夜は堀井先生を囲んで懇親会
4日目浅野先生のIE 品質管理井本先生
毎週金曜日は懇親会 折り返し点は春日先生
コミュニケーション講座 コミュニケーションの実践
秦先生から人材育成の講義を おなじみの懇親会
ものと情報の流れ図を国谷先生 プロのコンサル事例を小森先生
シニア塾1期生の伊藤さん、濱松さんから修了後の活躍を報告
新宅教授の特別講義 全員無事修了しました。
修了後の懇親会 また来年、新たなチャレンジャーをお待ちしています。★第3期(2016年)の様子はこちらから
★第2期(2015年)の様子はこちらから
★第1期(2014年)の様子はこちらから