MKNサンデー特別セミナー =開催終了しました。= <満員御礼>
本社が最低限知っておくべき
現場発の経営戦略
〜よい設計、良い流れづくりのものづくり経営学〜
講師:藤本隆宏 東京大学大学院経済学研究科教授
東京大学ものづくり経営研究センターセンター長
当法人 代表理事
◆プログラム◆
1.現場の能力構築競争
−現場とは付加価値の流れる場所。経済・産業・企業・地域の土台は現場である。
−能力構築と需要創造。本社と現場の信頼関係の構築が大前提。
2.競争力とは「選ばれる力」である
− 現場の「裏の競争力」、商品の「表の競争力」、会社の収益力の重層的な理解。
− QCTFの同時改善・・安全・品質は大前提、コストよりリードタイムが先。
3.「広義のものづくり」とは
−付加価値は設計に宿る。生産は設計情報の転写。ムダとは流れていない状態。
−ものづくりとは「良い設計の良い流れ」を作ること。サービス業も基本は同じ。
4.統合型ものづくりの組織能力
−組織能力はルーチン(作業標準等)の集まり。その策定と改訂を続ける。
−流れ図を描き、淀みを見つけ、開発・生産・購買・販売の「流れ」を作る。
−流れを作る人づくり。「多能工のチームワーク」と整合的な人的資源管理。
5.現場の自動化と情報化
−日本型の設備管理:自社の組織能力構築にあった設備やITを選んでいるか?
−現場統合型ITと世界標準型ITの融合。日本型デジタルものづくり。
6.サプライチェーンマネジメントとリスクマネジメント。
−日本型購買管理の基本:信頼と継続取引・まとめて任せる・長期能力主義。
−震災とサプライチェーン復旧:在庫積み増しではなく復旧能力強化が王道。
7.アーキテクチャと製品開発
−固定観念にとらわれず、現物発で、自社製品の設計特性を見極めること。
−アーキテクチャに応じた製品開発プロセスの選択。統合型の開発管理とは。
−製品開発力(開発期間・生産性・総合商品力)の増強。まずコンセプトから。
8.市場立地と最適立地のバランス化
−グローバル長期全体最適経営のための国内と海外の生産・開発拠点づくり。
−グローバルに潮目を読む。長期動向の見極め。闘うマザー工場の役割。
9.アーキテクチャの位置取り戦略
−現場力を収益力に結びつける、高度5Mからの仕掛け。
10.まとめ
−会社全体に 「良い設計の良い流れ」を。現場の力を企業全体の力に。
開 催 要 領 =開催終了しました。= | |
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開催日時 | 2016年 10 月 23 日(日) |
開催場所 | 勝永六番町ビル
1階 会議室 |
会 費 | 一般参加 1名につき 34,000 円 (消費税込み) MKN会員/地域ものづくりスクール連絡会会員 1名につき 17,000 円 (消費税込み)テキスト、飲み物、昼食付き ○懇親会参加費 別途1名につき 3,000 円 (消費税込み) |
お申し込み
申し込みフォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください。
折り返し請求書をお送りいたしますので、指定振込先にお振り込みください。会員の方は、当日現金支払いもお受けいたします。
先着順に定員(40名)に達するまで受け付けます。会員の方が優先となりますので、満員の際はご容赦ください。
★セキュリティ等で送信できない場合は、PDFファイルをプリントアウトし、ファクシミリ((03)5210-2560)にてご送信ください。